指定クロスカレンシー取引仲介者(ACCD) を介した現地通貨決済 (LCS)協力

LCS枠組みの推進は、国家経済回復プログラムを促進する インドネシア銀行のイニシアティブの一つである。

LCS -ACCD枠組みの3つの特徴:

柔軟な外国為替管理(FEA), 監督・モニタリングのメカニズム, 指定クロスカレンシー取引仲介者(ACCD)

事業者からみたLCS-ACCD のメリット:

日本でIDR が使える

• 貿易や直接投資、所得移転を行うために、日本にルピアを送金し取引に使用できる。

• 事業者は、日本のACCD銀行にルピア口座を開設できる

• 日本でJPY/IDR の直接レート表示及び直接取引ができる

取引の効率性

• JPY/IDRの交換費用がより安くなると思われる。直接レート表示が使えるため、USDのクロスレートを経ないで、

JPY/IDRの直接取引ができるからである

• USDへのフォワード又はヘッジング・プレミアムに比べて、それらのプレミアム費用を安くできるため、より効率的な費用でリスク・エクスポージャーをヘッジできる

選択肢としてのIDR建て金融商品

• 輸出/直接投資の資金調達がルピアで可能である

• ルピア建てヘッジング商品の提供

• ルピア建て投資商品の提供

通貨エクスポージャーの分散化

事業者はIDRで必要な支払いができるので、取引決済で使用する通貨エクスポージャーを分散できる

詳細については、「指定クロスカレンシー取引仲介者(ACCD)を介した現地通貨決済 (LCS)協力」を参照してください。